豊橋と福島を舞台に、古関裕而さん金子さんをモデルとした朝ドラ「エール」の放送が決定しましたよね。
放送は2020年の春。オリンピックイヤーです。
まさに復興オリンピックとも言える時期の放送で福島の方は大盛り上がりです。
一方、豊橋は?というと、この朝ドラ「エール」が決定した要因とも言える影の立役者がいるんです。
今回は、「エール」が決定するまでの裏側を紹介しちゃいます。
内容を流し読み
NHK朝ドラ「エール」の裏側に重要な人物の存在
前回の記事でも紹介したこの写真のある人物。
佐藤会長の腕で少し隠れていますが、豊橋商工会議所青年部(通称:豊橋YEG)の会長(平成30年度)である牧野修治さん。
拡大すると、こんな人物。
うん、イケメン??
いや、普通に人柄がよさそうなおっさんですね笑。
豊橋YEGという組織は、豊橋商工会議所の会員(地元企業)の中で、比較的若い経営者の集まりです。
若いだけあって、アイデアや発想力を持って、経済発展や他地域との交流を積極的に行っているそう。
実は、この牧野さんがNHK朝ドラのキーマンとも言える人物。でも実際は、会長なのでその下で動く実働部隊はいるんですけどね、きっと。
豊橋と福島が結婚?なにそれ?おいしいの?
こんな貴重な写真を闇ルートからゲットしました。
目をよ~く凝らしてみると、なんと婚姻届。
しかも、「福島商工会議所青年部」と「豊橋商工会議所青年部」が婚姻??
もうワケワカメ~~ということで調べに調べ尽くしました。
豊橋と福島の交流事業から始まった!交際から婚姻へ!
もともとは、豊橋市と福島市が朝ドラ誘致に取り組んでいて、NHKに要望書などを提出していました。
それをいち早く聞きつけ、「何か事業ができないか?」と経済人である人柄のよさそうなおっさん(牧野氏)が思い立ったわけです。
その後、青年部という組織を動かして、事業立案をさせた・・・という流れ。
そこで生まれたのが、
豊橋YEGと福島YEGの夫婦提携
なんです。
もともと、古関裕而さんはオリンピックマーチの作曲者で、2020年というオリンピックイヤーに朝ドラを!・・・というシナリオで要望してたわけですが、
古関裕而さんは福島出身で、その妻である金子(きんこ)さんは豊橋出身なんです。
なので、この夫婦にちなんで、豊橋と福島の青年部同士で「夫婦になってしまおう」と夫婦(めおと)提携を思いついたとのこと。
まぁよく姉妹提携という言葉を耳にしますが、その夫婦版みたいな感じですね。
豊橋から、はるばる福島へ
福島には、福島わらじまつりという比較的規模の大きいお祭りがあります。
そこに、豊橋が招待されたそう。
この福島わらじまつりで、豊橋と福島の青年部同士が一線を越え、結ばれたわけです。
豊橋YEGの方々は顔を白塗りにして、ええじゃないかな扮装をしておりますね。一方、福島YEGの方々はいたって普通。
公式なのか、非公式なのかはよくわかりませんが、この活動力はどすごいっ!!
福島から、はるばる豊橋へ
夫婦提携を結んだ豊橋YEGと福島YEGですが、今度はこの豊橋の地で「ふくしまマルシェ」というイベントを開催しました。
おっ!でました!佐藤会長と人柄のよさそうなおっさん、牧野氏。にしても市長と同じ位置に行けるなんて、権力ありますね。
商工会議所の青年部という組織の会長なんで、かなりの影響力があるんでしょうね。
牧野氏の笑顔、たまりませんね。
この福島マルシェでは、福島からは「わらじ」を、豊橋からは「手筒花火」を、それぞれ交換していました。
その意図はよくわかりません。
けれど、福島の物産展や古関裕而さんが作曲した曲を吹奏楽部の方たちが演奏していて、朝ドラの決定前ではあったのですが、いかにも朝ドラが決定したかのようなイベントになっていました。
再度、豊橋から、はるばる福島へ
福島と豊橋…古関朝ドラ『夫婦連携』 婚姻届パネルで協力確認#古関裕而 #朝の連続テレビ小説 #朝ドラ #エール #福島市 #豊橋市https://t.co/mF5LgvR7hy
— 福島民友新聞社 (@fminyu) March 25, 2019
福島での記者会見に、再度、豊橋YEGの数十名が福島に行ったそうです。
今回は、婚姻届の大きなパネルと手筒花火を届けたそう。ますます交流が深まっていきますね。
NHK朝ドラ「エール」を機に、豊橋と福島が古関裕而さん金子さん夫妻のような関係になれば・・・
朝ドラ「エール」が決定した背景には、豊橋市や福島市の要望活動、署名活動も多いに貢献していると思います。
けれど、こうした豊橋YEGや福島YEGのような若手経営者が中心となって、地域を盛り上げていく姿が地方都市を元気にするのかな・・・なんて最近はちょっと気取った考えに変化している・・・。
豊橋も福島も今まではあんまり交流のない都市同士だと思いますので、この夫婦提携と朝ドラを機に、古関裕而さん金子さんみたいな夫婦になってほしいですね。
古関裕而さんが曲を世の中に輩出したように、豊橋と福島が新元号版の何かを生み出してくれると、もっと盛り上がるのかな、なんてまたまた少し気取った考えが・・・。
まあただ、ロケが豊橋で行われて窪田正孝さん目当てに人が集まれば、豊橋の経済効果と豊橋のPRはできますね。
最後に、
1964年から2020年へ、もう一度あの興奮を、あのオリンピック・マーチと共に
「心も浮き立つような古関裕而氏作曲のオリンピック・マーチ」が鳴り響きます」
2020年までの豊橋と福島の動きが楽しみです。情報求ム!!